錦繍 [お芝居]
今日、天王洲銀河劇場で錦繍を観てきました。
原作は、宮本輝さんです。
10年以上前に本で読み、今回舞台になるというのは知っていて興味があったのと、
キャラメルボックスの西川さんが出演するというのでも興味はありましたが、
予算の都合上、最初は観に行く予定はありませんでした。
たまたま2枚だけチケットを安く手に入れることができる、
ということでチケットを予約し、今日観に行きました。
もちろん、正規のルートですよ。
手紙の内容がメインのものだったので、正直どういう演出になるのかと思っていましたが、
私が結構好きな感じの内容になっていました。
簡単に言うと、別れた夫婦の手紙のやりとりです。
まぁ、細かな内容や演出はネタバレになってしまうので、
本を読むか、実際に観に行って確認してください。
ただ、ちょっと残念なことが一つ。
舞台の内容ではなく、観客でした。
隣の隣に座っていたおばさんです。
一幕の終盤で、一緒に来ていたダンナさんらしき人物に、
「何時に休憩なの?」ですって。
話に入り込んでいた私は、一気に現実に引き戻されてしまいました。
一幕の最後の方だったので、私としては、ちゃんと観たいシーンだったのに。
しばらくすると携帯を取り出し、時計の表示を見始め、
また「何時に休憩?」ですって。
しかも、何度も聞くもんだから、始末が悪い。
舞台などを見慣れていない人なのかもしれませんが、
これは常識です!
最低限のマナーとして、携帯の電源は切り、
上演中は、話しかけないでくださいっ!
二幕の時には、カバンをごそごそしているし。
まぁ、こちらの方は何らかの理由があるのかもしれないので、それほど気にしませんでした、というより譲歩かな。
一緒に行った友達は一幕のもあったので、ちょっとご立腹でしたけど。
本当に観たかったわけじゃなさそうでした。
だったら、寝ててください。
それか、来ないでください。
あのおばさん、とっても迷惑でした。
以前、キャラメルボックスの舞台を観に行った時に、
おしゃべり防止対策として、厚紙でできた『おしずかにうちわ』とか、
それは大きすぎるからか短冊ぐらいのサイズの『おしずかにパンフレット』
というものがありました。
うるさい人に、これを見せて、静かにしてくださいアピールをするというものでした。
当時は、観ている時に、おしゃべりする人なんかいないだろ〜〜〜。
と思って、こんなのいらないよ、経費の無駄遣いなんじゃないの?
とか思っていましたが、実際には、おしゃべりする人いるんですね。
マナー悪すぎです。
若い人の常識がなく、マナーが悪いという声が多いですけど、
実際には、年配の方でも常識がなかったり、マナーが悪い人もたくさんいますよね。
年齢は関係なく、育ちの問題のようです。
皆さんも、舞台や映画などを観るときは、
携帯電話をマナーモードではなく、ちゃんと電源を切り、
(バイブの音って、結構うるさいんですよね)
上演中のおしゃべりはやめるように、心がけましょうね。
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